ソシラボ 米倉英俊氏【動画】 〜コワーキングサミット〜

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2015年12月6日、東北公益文科大学で「コワーキングサミット2015」を開催、全国から集まっていただいたコワーキング関係者とパネルディスカッションやワークショップを行いました。その中でプレゼンテーションいただいた6名の方の動画をノーカットでご紹介。3本目は仙台のコワーキングスペース”ソシラボ“米倉英俊氏によるスピーチ動画です。

プレゼンテーターの米倉氏は株式会社内田洋行に勤務する傍ら、「夕飯どうしよう」の活動や仙台のコワーキングスペース「ソシラボ」の運営に携わるなど、コミュニティ仕掛け人として活躍されています。スピーチでは「コワーキングって何?」から「コミュニティ運営に大切なこと」までユニークな語り口でお話くださいました。

コワーキングって何?

「コワーキングスペースとは何か」。「コワーキング」に様々な夢を託している「仕掛け人」側からすると、それを一言の説明で片付けてしまうことができません。いつもコワーキングの「大切な何か」を説明できていない「もどかしさ」が残るものだからです。今回米倉氏は、一つの面白い説明を披露くださいました。

下の図は米倉氏が作った図です。「COWORKING」の「CO」がつく単語をたくさん調べだし、その中からキーワードとしてピックアップ、輪の形に並び替えたものです。

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” この輪が回り続けるのがコワーキングないのかなと。この輪が一回で終わりでなく、ずっとスパイラルで回り続けて、大きく立体的にあがっていく。最初(立ち上げたとき)は混沌とした感じなのかなと。それが次第に周り始める。そんなイメージです。 ”

なるほど。コワーキングサミットの間にたくさんの方が「コワーキングと何か」を説明してくださいましたが、「CO」のキーワードから組み立てたユニークな説明に目から鱗が落ちました。

コミュニティについて

東日本大震災を機に「繋がり」や「コミュニティ」というキーワードが頻繁に登場するようになった気がします。コワーキングスペースの本領も「コミュニティ」にあると思います。
ではコミュニティってなんだろう?
米倉氏はアップルのSteve Wozniakの言葉やご自身の体験を通してコミュニティについての想い語ってくれます。

” アップルのSteve Wozniakは「人生の目的は幸福であり、食べ物、友達、楽しみ(Food、Friend、Fun)がそろったところにある。」と言いました。僕はそれにとても共感している。僕は東日本大震災の年に福岡から仙台への転勤があり、仙台の食べ物屋さんも知らないし、人も知らない。いつも「夕飯どうしよう」と思っていたので「夕飯どうしよう」という会を作りました。先月の会で47回目をむかえました。 ”
” 人は「Fun」 「Friend」 「Food」といったメリットがあるから集まってくる。コミュニティ運営ではそれらメリットをうまく配分していかいかなければ行けない。そして人が集えば、中には目立ちたくない人、声が小さな人も必ず含まれてくる。そういう人も「想い」を必ず持っているので、それを入れていってあげないと、そのコミュニティは崩れていってしまう。

人の輪を大切にしてきた米倉氏ならではの、優しい眼差しと観察に裏付けられたコミュニティ論。

「あれはダメ、これをシナサイ」を作ることはグッとこらえて「ゆるーく、折れることなく、しなる竹の如く」。

そんな印象的な言葉で最後を締めくくってくださいました。

■writer's profile

Yuki Nakamura

Yuki Nakamura

中村 雄季

埼玉県出身。大学を卒業後都内大手デジタルマーケティングエージェンシーでWEBディレクターとして勤務。2013年、自然に寄り添ったライフスタイル・社会経済の構築を実践するため山形県庄内地方へ移住。現在農家として遊佐町で70aの砂丘畑の耕作、及びFUN MORE DESIGNとしてWEBサイト構築・編集・ライティング等に従事。  http://funmoredesign.com  Instagram

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