Impact HUB Tokyo 飯盛 豊 氏【動画】 〜コワーキングサミット〜

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2015年12月6日、東北公益文科大学で「コワーキングサミット2015」を開催、全国から集まっていただいたコワーキング関係者とパネルディスカッションやワークショップを行いました。その中でプレゼンテーションいただいた6名の方の動画をノーカットでご紹介。4本目は「Impact HUB Tokyo」コミュニティメンバー飯盛豊氏によるスピーチ動画です。

飯盛 豊 氏
オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンを経て、2007年にデジタルマーケティング企業 デジタルサーフ株式会社を起業。現在、企業向けのブランディング、プロモーション、コミュ二ティデザインを手がけている。
また、世界73カ国で展開しているコミュニティの東京拠点「Impact HUB Tokyo」のメンバーとして、主に社会的インパクトの効果測定、米国の非営利団体B-Labが運営している認証制度「Bコーポレーション」の日本でのフィジビリティスタディをしている。
Impact HUB
イノベーションラボ、ビジネスインキュベーター、社会的企業の拠点として世界73カ国で展開しているコミュニティ。世界のImpact HUBで働くアントレプレナー1万人弱の繋がりと活発なコラボレーションで、「アウトプット」に留まらない、社会的な「インパクト」を出すことを目的としている。
https://www.impacthub.net/

今回、飯盛氏からはグローバルなコミュニティ「Impact HUB Tokyo」の事例を中心に、「世界的ムーブメントと社会変革の可能性からの視点」というテーマでお話いただきました。

「アウトプット」と「インパクト」の違い

例えば「起業」をする意味・目的はどこにあるのだろうか。

「売上をあげて会社を大きくしたいから」
「ハイソな仲間に入りたいから」
「将来悠々自適に暮らしたいから」

飯盛氏は具体例を用いて、「Impact HUB Tokyo」が大切にしている「インパクト」という概念を説明します。

” 例えば、蚊取り線香屋さんが、蚊取り線香を東南アジアに1万個輸出しましょうという時。1万個輸出して販売できた。これはアウトプット。1万個輸出した先に、「蚊がいなくなってマラリアの患者が千人減る」これがインパクトです。

「起業」を考えたとき、その先にある「インパクト」をミッションとしていく。大切な部分はそこなのだと気付かされたメッセージでした。

「Bコーポレーション」というムーブメント

飯盛氏は「Bコーポレーション」の日本でのフィジビリティスタディを研究していらっしゃるとのこと。「Bコーポレーション」とは、良い経営をしている会社にボトムアップで与える認証システムです。社会問題、環境問題の解決にマーケットの力を向けていくことを目的としています。

■B Corporation
https://www.bcorporation.net/

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” HUB TOKYOではこのムーブメントを東京の中でも起こしたいと考えています。これまでは投資家以外のステークホルダーに対して、どういう風に自分の起業を評価してもらうかという軸が欠けていた。「Bコーポレーション」によって、売上的にはそんなによくないのだけど、世の中に対してものすごくいいことをしている企業を、市民の力でみんなでエンパワーし、マーケットに送り出すということをやっていきたいと考えています。”

会社の評価に巨大マネーの影響が大きすぎることへのアンチ。自分達の生活を、自分達の手に取り戻そうという動き。社会に大きなインパクトをもたらす可能性のあるものですね。

プレゼンテーションの最後は、飯盛氏が大切にしていることで締めくくってくださいました。

” 僕達が大切にしていること。それは、評論家でもなく、イメージ先行型の人間ではなく、「Be a Doer」、「実際する人」に必ずなろうということです。それを最後に強調してこのプレゼンテーションを終わりにしたいと思います。 ”

■writer's profile

Yuki Nakamura

Yuki Nakamura

中村 雄季

埼玉県出身。大学を卒業後都内大手デジタルマーケティングエージェンシーでWEBディレクターとして勤務。2013年、自然に寄り添ったライフスタイル・社会経済の構築を実践するため山形県庄内地方へ移住。現在農家として遊佐町で70aの砂丘畑の耕作、及びFUN MORE DESIGNとしてWEBサイト構築・編集・ライティング等に従事。  http://funmoredesign.com  Instagram

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