コワーキングスペース7F 星野 邦敏 氏【動画】 〜コワーキングサミット〜

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2015年12月6日、東北公益文科大学で「コワーキングサミット2015」を開催、全国から集まっていただいたコワーキング関係者とパネルディスカッションやワークショップを行いました。その中でプレゼンテーションいただいた6名の方の動画をノーカットでご紹介。最後6本目は「コワーキングスペース 7F」運営代表 星野 邦敏 氏によるスピーチ動画です。

星野 邦敏 氏
株式会社コミュニティコム 代表取締役。埼玉県さいたま市の大宮駅東口徒歩1分のコワーキングスペース「7F」の運営代表者。2008年1月、IT事業で東京で起業。2012 年12月、生まれ育った埼玉県さいたま市に戻ってくるタイミングで新事業として「コワーキングスペース7F」を開設。稼働率が100%になり、2016年1月に下のフロア6階を貸会議室・イベントスペース・セミナー会場・シェアオフィスとして増床。

さいたま市の「コワーキングスペース7F」さんは、コワーキングスペース事業単体で黒字経営を実現している貴重な事例です。今回星野氏からは、「黒字経営を実現している経営者の視点」からお話いただきました。

何故、さいたま市にコワーキングを作ったのか

元々は、株式会社コミュニティコムの代表取締役として都内にオフィスを構えていた星野さん。それでは何故、都内ではなく、さいたま市にコワーキングスペースを作ったのでしょうか。

” 自分は元々埼玉の人間です。だから地元の役に立ちたいという気持ちで埼玉に戻ってきました。具体的には「創業支援」と「地域活性」その2つをやりたく、埼玉に戻ってきた。また、子育て中の方も多いので、子育て中のフリーランスの方を支援したいという思いも補助的な目的としてもっています。 ”

地元の役に立ちたいという心からコワーキングスペースを立ち上げた星野さん。UNDERBARでも大切にしている理念は「他者に対する貢献の心」で、星野さんの想いと共通する部分があります。そしてUNDERBAR開設1年、UNDERBARらしいコミュニティが育ってきていると実感しています。しかしまだUNDERBARは酒田市の予算で運営しており経済的に自立できていません。もし将来、酒田市の助成がなくなった時に運営を継続できなくなったらどうでしょう?それまで皆様が作り上げ、貢献し合ってきたコミュニティも解散になってしまいます。2017年のUNDERBAR最大の課題は、UNDERBARが持続可能な場となるよう、経済的自立の目処をつけることだと我々運営者一同、共通認識として持っています。

星野さんが運営する「コワーキングスペース 7F」は、2015年12月時点で毎月の売上が200万円を超えており、コワーキングスペース事業として黒字化を実現しているといいます。そんな星野さんは、コワーキングスペースの運営者として、開設当時からこだわっている2つのポイントがあるそうです。

コワーキング運営者として大事にしている、2つのこだわり

” コワーキングスペースの運営者としてこだわっている2つのこと、それは

(1)年中無休で朝7時から夜23時まで全時間帯スタッフを常駐させること
(2)居心地の良い空間を作ること

です。自分も創業をしてきましたが、それは大変なこと、休みなんてありません。利用者の皆様が頑張らなくてはいけない時のためにコワーキングスペースが「常に空いている」ことは非常に重要です。また、フリーランスや起業をしようとしている方が拠点として使う場合、その場所に1日中いることが多いわけです。居心地が悪ければ1日中いようとは思えませんよね。この2つを開設当時から守り続けてきたことは、黒字化になった繋がった大きな要因だと思います。 “

7Fを開設した当初は星野さんが年中無休16時間営業を一人でやっていたそうです。それだけの覚悟を持って始めたし、それだけの姿を見せなければスタッフがついてこないとおっしゃいます。UNDERBARが持続可能なスペースとなるよう、我々運営側は覚悟をもってやれているのだろうか。そんなことを考えさせられるスピーチでした。

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Yuki Nakamura

Yuki Nakamura

中村 雄季

埼玉県出身。大学を卒業後都内大手デジタルマーケティングエージェンシーでWEBディレクターとして勤務。2013年、自然に寄り添ったライフスタイル・社会経済の構築を実践するため山形県庄内地方へ移住。現在農家として遊佐町で70aの砂丘畑の耕作、及びFUN MORE DESIGNとしてWEBサイト構築・編集・ライティング等に従事。  http://funmoredesign.com  Instagram

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