庄内女子たちが生みだす、ローカルWEBメディアの最前線

2017-03-30 / by Hiroki Araki 
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新しいことに”チャレンジする人”を応援するアンダーバー。コワーカーの多くが目標に向かって挑戦を続けている。今回のコラムではその一つをご紹介。

ときに甘く、ときにほろ苦く。

2017年3月、庄内にローカルWEBメディアがプレオープンした。名前は”FLOAT SHONAI”(フロート庄内)。 サイトを覗くと可愛らしい雑貨やヨガポーズなどの写真があふれ出す。コンテンツの中には”庄内の気になるスポットに潜入!山形県初のDIY専門店”など男性もつい読みたくなる記事も多い。

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FLOAT SHONAIの編集長は三川町に住む山科沙織さん。フリーライターの仕事もしている。

”庄内を愛する女性が作る、暮らしを楽しむWEBメディア”がコンセプトです。名前の由来は飲み物のフロート。メロンやコーラ、コーヒーフロートなど時に甘かったり、刺激的だったり。庄内地方のいろいろな魅力を伝えていくメディアにしたいと思ったからです。紹介するのはグルメやイベント、美容など。実際に取材して体験したことを記事にしています。1つの記事は1,000文字程度なので、忙しい女性にも気軽に読んでもらえると思います。」

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4月の正式オープンを前に、ユーザー数はすでに増加しているとのこと。アンダーバー・コワーカーの数あるプロジェクトの中でも、成長が期待されるチャレンジの一つだ。

やってみなはれ

フリーライターとして多忙な毎日を送るなか、ゼロからWEBメディアを立ち上げた理由を聞いた。

「最近、不正確な内容があった”まとめサイト”に関するニュースが話題になっていました。今求められている情報ってなんだろう、私が山形にいるからこそ伝えられることってなんだろうと考えていたんです。そんなときアンダーバーで会った人から『好きなことやってみなよ』って言われて。女性達からは『授乳スペースやキッズメニューがあるお店を知りたい』とかいろんなアイデアをもらいました。すごくニーズがあるのに、満たされていないんだなと気づきました。」

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メディア立ち上げを決意した瞬間だった。アンダーバーでの注目も少しずつ大きくなり、企画のアイデア出しから撮影のモデル、マーケティングや資金調達まで様々に協力してくれる人が増えてきたという。

あじまん一口

FLOAT SHONAIが目指す理想の姿とはなんだろうか。

「ふとしたときに見て、『やっぱり山形っていいな』と思える、愛されるメディアにしていきたいです。そのために今年はとにかくコンテンツを増やすこと。今までの経験からメディアは一人だけの力では決してできません。協力してくれる人たちが必要です。『こんな情報を知りたい』とアイデアをくれるのでもいいし、『こういうコンテンツを一緒に作りたい』というのも大歓迎です。」

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ある日の午後、モデルとして協力してくれる女性を連れて取材に向かう山科さんの姿があった。アウトドアショップでリュックサックを背負うモデルの写真を撮った後、隠れ家風のカフェにも立ち寄る。最後はアンダーバーで山形名物の”あじまん”をほおばる表情もパシャリ。秋田出身で庄内のことをあまり知らないというモデルの女性も楽しんだ様子だった。

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今はFLOAT SHONAIへ関わってくれる方を募集しているという。今後はサポータークラブのような場を作り、WEB上のコンテンツを実際に体験したり交流したりできるイベントを開催していく予定だ。

創業期のプロジェクトに名を連ねられる機会は珍しい。“庄内を楽しむ、女性のためのWEBメディア”に興味がある方は手を挙げてみてはいかがだろう。

■writer's profile

Hiroki Araki

Hiroki Araki

荒木 洋樹

アンダーバー「朝の顔」。コンシェルジュとして平日午前に勤務する。また東京ドーム4個分の広大な遊休地を借り受け、一つの街に変える「カルチャーシティ計画(仮)」ディレクターを務める。

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