【就活実践編】 モンストばかりしていた地方大学生の僕が、東証一部ITベンチャーに内定した話

2016-10-28 / by Shunsuke Urabe 
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前回の<就活準備編>では就活解禁の3月以前の動きや、就活に向けての準備についてお話いたしました。今回の<就活実践編>では実際の就職活動での出来事や、特にお世話になったサービス、参考書をご紹介します。

■︎3月前半

【プレエントリー】

何をしたらいいかわからず、とりあえず0:00ジャストにリクナビのサイトからプレエントリーしようとするもサーバーが重くて何もできず、次の日に50社ほどプレエントリーしました。企業の中には1日で企業説明会が満席になってしまうところもあります。プレエントリーしたからといって絶対に参加しないといけないという訳ではありませんので、関心のある企業を片っ端からしていました。周りには100社や200社もプレエントリーしてた人がいました。

【合同説明会】

そしてこの時期の風物詩にもなっている合同説明会に初めて参加したのですが、規模のでかさに圧倒されました。どこを見渡しても人、人、人でお祭りのように盛り上がっており、個人的には労力ばかりかかってメリットが少なかったように感じました。友達もそう言う人が多かった気がします。出展企業の中に関心のある企業がない場合は一回参加して「これが就活か!こんなに就活生がいるのかぁ」くらいの空気感を味わえれば十分かなと思います。

【サポーターズ】

僕が利用した中で特にお世話になったリクルートサービスの1つが、地方就活生の味方である「サポーターズ」でした。僕は当時、リクナビなどの一般的なサービスをほとんど使わず、ベンチャー企業と相性の良いサービスを探して利用していました。サポーターズに登録してイベントに参加する度に1,000円〜10,000円の援助がもらえたりしました。人気のIT企業とつながれたり、さらには「美人事の会」やホリエモンと会えるイベントなど様々な尖った企画に参加する事もできます。これのおかげで交通費の負担が少なくなりましたし、企業の人事やエンジニアの方々とつながりができたりしました。

https://supporterz.jp/
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■︎3月後半

【この辺りから個別説明会のために毎週夜行バスで東京通い】

ゼミも毎週あり、講義も少しだけ取っていたので東京に泊まり込みで就活することができず、毎週夜行バスで通っていました。東京の電車に慣れていなかっため、説明会に向かう際はだいぶ余裕を持って向かうようにしていました。僕は30分前には会社に着くように心掛けていましたが、乗り換えがわからずに2社程遅刻したことがあったので地方就活生の皆さんは気をつけてください。

■4月前半

【初めてのWEBテスト(玉手箱形式)】

「玉手箱」は現在幅広く企業で採用されているWebテストです。日本の主だった情報処理・システム関連企業の多くで使われています。能力テストと、性格テストで構成されています。初めてでしたが、対策本やサイトでいくらか対策していたのでなんとかクリアできました。
対策本は以下シリーズが評判良いので参考になればとあげておきます。

▼ 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4800310091/ref=pd_sbs_14_img_1?ie=UTF8&psc=1&refRID=69K1EZN7QXNQJ17H9N37

【セカンドキャンパス】

また、この時から新宿にある「セカンドキャンパス」という就活生のためのフリースペースをよく利用していました。wi-fiや電源が使い放題で300円。荷物も100円で預かってくれるという破格っぷりです。そして登録されている一部大学はなんとタダで利用できます。自分の大学は登録されているのかぜひ確認してみてください。下手にカフェに行くよりも節約になります。お金のかかる地方就活生にはありがたい料金プランです。

https://second-campus.net
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■4月後半〜5月

【面接(前半戦)】

この時期が一番スケジュールが詰まっており、1日に2、3社の所に行くのが連日でした。説明会や各フローが進んでいる面接、面談、試験とてんやわんやでこの時ほど手帳のありがたみを感じたことはありません。アプリか手帳をうまく使ってタスク管理を心掛けることをお勧めします。

【キャリアセレクト】

まだまだ忙しい5月に差し掛かった時、なんの運命か「キャリアセレクト」というサービスに出会うことができました。このサービスはいわゆるお見合いの仲人的ポジションを担ってくれるサービスです。エージェントさんがマンツーマンで就活生に対して能力や企業選びの軸等を丁寧にヒアリングした上で、それに合った企業を紹介してくれ、実際につなげるところまでを手掛けてくれます。ここで担当して頂いたエージェントの方と7月の就活終了まで共に戦い、大変お世話になりました。

https://careerselect.jp
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【テストセンター】

テストセンターは主に企業の採用活動に使われている適性検査『SPI3』を外部会場で受検する方法です。各地域にこれを受けられる会場がありますので、調べてみてください。一般的なSPIの問題ですので対策をしっかりすれば大丈夫です。
玉手箱と同じくこのシリーズがお勧めです。

▼主要3方式〈テストセンター・ペーパー・WEBテスティング〉対応】これが本当のSPI3だ!
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4800309727/ref=pd_sbs_14_t_0?ie=UTF8&psc=1&refRID=PMFR907DRBK14T765DQV

■5月後半

いろいろな就活支援サービスを調べては触れまくっていました。基本的にエンジニア枠はこの手のサービスが豊富でして、エンジニア採用を目指していた僕はとても助かりましたし飽きずに就活できました。サービスの他にも面白い採用方法をする企業も多くありますので探してみるのも楽しいと思います。例としていくつかあげてみます。

【ミートボウル】

得意なことを重視したマッチングサービス。様々な切り口の採用があります。書道家採用、麻雀強い人採用、アメフト採用・・・見ていて飽きません(笑)

http://www.meet-bowl.com
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【paiza新卒】

ESが不要で応募や面談ができるサイトです。規定のプログラミングスキルがあれば大手企業からベンチャーまでESなしで応募ができる就活支援サービスです。プログラミング問題を解いてスキルランクを獲得した上で企業に応募ができますので、プログラミングができる人ほど有利に就活を進めることができます。

http://paiza.jp/student
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【キャリアパーク】

キャリアパークは、仕事・キャリア選択のノウハウメディアです。就活、転職、ビジネススキル、ビジネスマナーなど様々なコツが詰まった日本最大級の情報サイトです。僕はここのイベントで履歴書等のノウハウを調べたり、最短で就活を進められる6~8社合同の学生スカウト型イベントに参加したりしました。とても合理的に就活を進められるのでオススメです。

https://careerpark.jp
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■6、7月

【地方のミカタ】

知人から料金が破格だと教えてもらった就活生用フリースペース「地方のミカタ」を訪れてみました。”地方就活生の格差を無くす”をコンセプトに、同じくwi-fiと電源が使い放題であり、荷物も預かってもらえるフリースペース。なんと料金がたったの100円でした・・・。さらにここはシェアハウス事業もしており、格安で就活仲間が集まる家に住む事ができます。
よく見ると、おしゃれなスペース内にそぐわない家庭用の炊飯器が置いてあります。なぜかと言うと一人一日丼ぶり一杯を無料で食すことができる”フリーライス”というサービスがありまして、僕は毎回セブンで買った浅漬けを携えてよく利用していました。食費も浮くし個人的にだいぶお世話になりましたね・・・。

http://chihounomikata.com
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【面接(後半戦)、39度の発熱、内定(*^^*)】

6月の半ばまで毎週夜行バスで東京に通い毎日2.3社受けていたストレスが溜まったのか、39度の熱にかかってしまい、治ったと思いきやトドメにまた39度をぶり返してしまいました。体力と身体の強さには自信があった方だったのですが、計2週間就活を一時ストップ。非日常的な毎日、特に地方就活生は移動にも体力を削られてしまうので、身体を大事にケアを怠らないように気をつけてください。

よく、友人に面接練習を付き合ってもらうといった話を耳にしますが、僕は友達の前だと真面目に集中できるタイプではなかったためしませんでした。僕は面接となると何を喋ったらいいかロジカルに考えられなくなって変なことを言って自滅する「面接が下手な人間」でした。

ですが、ここまで忙しかった時期を振り返ると、インプットとアウトプットをこれまでにないくらい行っていました。そのお陰かだいぶロジカルな受け答えができるようになっており、面接官にも「プレゼンとかうまいでしょ」と言われるようにまでなりました。100%お世辞ですが(笑)やはり、実践は何よりも練習になると感じました。
その成果が実ってかどうか、「キャリアセレクト」さんからお勧めされ、人事の方の面談を受けて惚れ込んだアイスタイルさんから7月に内定を頂くことができました。ここで僕の就活は終了しました。

■最終的な「就活の軸」

後になって振り返ってみると、選考が進むにつれて就活の軸と考えていることの言語化がだいぶできるようになったと感じたのと同時に、就活前の僕ってどんだけ考えることや、ものの伝え方が下手だったんだろうと今になって痛感し、恥ずかしく感じます・・・
そして、最終的に僕が就活の軸と定めていたことは以下になります。参考程度にご覧ください。

・職能が身につき、変化に対応しながら成長できるか

今後、大企業も”安定な企業”とは言えなくなってきている現代で生き残り、活躍できるのは”安定した人材”になることなんじゃないかと考えました。そのためにスキルをつけ、変化を楽しめて、成長に貪欲に生きていきたいと思えたからです。

・”つながり”を創り上げられる仕事

短大時代のSNSについての研究や、大学で行っているプロジェクト、コワーキングスペースUNDERBARで”つながり”を創ることにやりがいを感じられたことから、「物と物、人と人、また人と物をつなげることによって新しいドラマを生みだす」ことに携わりたいと辿り着きました。そしてそれを新しい技術で生み出せたら最高に楽しいんじゃないかと思いました。

■反省と経験からここだけは伝えたい

就活を終えてみて、反省と経験からここだけは伝えたいと思ったことを2つまとめました。

・業界は手段にすぎない

企業選びの軸は業界に縛られないと思います。仮にバラバラの業種を受けようとも、社会や人に対して何をしたいか、影響を与えたいか、つくりたいか、それぞれにやりがいというゴールに落ち着けば問題は無いんじゃないかとエントリーシートを書きまくって思いました。そのために、軸となる自分なりのエントリーシートのテンプレートを作っておくことをお勧めします。

・”就職する”ことがゴールではなく、”そこで何をしたいか”をゴールに

ネームバリューを重視しすぎたり、そこに入れたから満足するのではなく、”入ってから”やりたいことをしている自分をイメージできる企業を選んだほうが良いと思います。名前と規模だけを目的に入ってしまうと、仕事や社風に不満を感じて入社後に辞めてしまったり、心の準備をしてきた他の社員と差が出てしまうと思うからです。内定が出て社会人としてのスタートラインにやっと立てる権利を貰えたんだと自分の肝にも命じています。

■終わりに

完全に僕の主観の長文をわざわざ読んでいただきまして誠にありがとうございます。
こうして改めて振り返ってみると結論、就活はすげー成長できるしすげー楽しかったです。
正直、初めは本当に就活はめんどくさいし、お金かかるし、できれば学生のままでいたい・・・と思っていました。ですが、飛び込んでみると普段絶対にしないことだらけで、だからこそ貴重な機会でもあるし、とても刺激的でした。

上記では偉そうなことをほざいていますが許してください。。。結構周りにこんなにも有意義な就活というイベントをテンプレで過ごして不満を募るせてしまう人たちが多くてもったいないなぁと感じていたこともあり、今回の記事を書かせていただきました。後輩の方々の参考になれば幸いです。

就活は楽しかったのと同時にむしろ辛かったり傷つくことの方が多かったりします。やりたいビジョンを描ける企業を見つけるなんて確かに難しすぎます。でも、僕たち学生は何社も色んな企業を受けられて様々な方々と話すことができ、面白いと思える1社を見つけるチャンスはたくさんあります。せっかく経験できる一大イベントです。
リクルートさんの言葉で「1勝99敗でも優勝できるのが、就活だ。」というのがあります。何度か凹んでもそれを糧にして死にかけたサイヤ人のようにパワーアップして悔いのない就活にしてください!
陰ながら皆さんのご健闘をお祈りしています!!!

■writer's profile

Shunsuke Urabe

Shunsuke Urabe

浦辺 隼介

UNDERBARの立ち上げ当初から支えてきた初期コンシェルジュの1人。岩手の短期大学から東北公益文科大学に編入学し、平尾ゼミに所属し現在に至る。自称”好奇心の塊”を謳っており、新しいものや楽しそうなことにすぐ飛びつく習性がある。座右の銘は”死ぬ以外はかすり傷”。

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