【就活準備編】 モンストばかりしていた地方大学生の僕が、東証一部ITベンチャーに内定した話

2016-10-27 / by Shunsuke Urabe 
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コワーキングスペースUNDERBARは利用者の半数が大学生だということが一つの特徴であり、今年もUNDERBARに出入りする数人の大学生が就職活動に励んでいます。「新卒」として働く経験は、未来を担う若者の一生を左右しうる重要なことです。今の日本の就職・採用活動は若者の可能性を最大限引き出せるものになっているのだろうか。UNDERBARを利用している大学生で今年就職活動を終えたばかりの浦辺隼介さんに「現在の就職活動のリアル」をレポートしてもらいました。<就活準備編>と<就活実践編>の2本立て。これから就職活動をする方も、是非参考に読んでみて下さい。

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浦辺隼介(ウラベ シュンスケ)
・内定先:株式会社アイスタイル
・大学:東北公益文科大学 公益学部
・出身地:岩手県
・学生時代の主な活動:コワーキングスペースUNDERBARコンシェルジュ、Total-winプロジェクト、コンセプト屋台KATARI BAR、スキューバダイビング部

こんにちは。今回執筆させていただきます2017卒予定の浦辺隼介です。今回は僕の就活実体験を伝えることで後輩の皆さんや”今”の就活事情について関心のある方々に参考にしていただければと思い生意気ながらここのコラムを書かせて頂きます。

大学3年生を初めとした学生の皆さんはそろそろ就活について考え始めている時期なのではないでしょうか?1年前の僕はというと、「まだ早いんじゃないか」となんとなく現実逃避しながらモンストのことしか頭になかったです。そんな僕が、コスメ広告業界最大手であり東証一部上場のITベンチャー企業に内定することができました。

ではなぜ、距離的にも情報量的にも圧倒的に不利、かつ知名度も低い地方大学生の僕が、スタートが遅れながらも東京での就活に集中して取り組めたのか、内定を決めた株式会社アイスタイルとつながることができたのかを振り返ってみます。

現在の就活スケジュール

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上の図が新しくなった2016年卒以降の就活スケジュールです。ここあと2、3年はこの形式で進められるとの話です。この3月解禁を大きな目安として前の期間は準備等を進めて臨戦態勢にしておくことが肝心です。しかし、実際に動いてから知ったのですが、あくまでもこの解禁日というのは経団連に属している企業が対象であって、中にはそれに属さない中小やベンチャー企業は水面下で解禁日前にインターンや試験などで内々定というかたちで採用を行っていたりする事も多かったりします。

まずここの壁に僕のような就活に対して危機感を持てていなかった地方学生はぶつかります。ですので余裕ぶることなく、自分の受けたい企業は少し早いかな程度の感覚で事前に調べて行動しておきましょう。しかし、焦って早ければ良いってものでもありませんのでマイペースに進めていきましょう。「就活はこうで無いといけない」という決まりはありませんし、それぞれの就活の正解がありますので。

では、「僕が就活前にできた準備」をモデルに、それを反面教師として後輩の方々に「事前に準備しておいたほうが良い3つのこと」を説明していきます。

僕が就活前にできた準備

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「人生の分岐点ともなるこの大事なイベント、万全の準備をして成功してやる・・・」と密かに情熱を燃やしながらも、自分の周りには僕と同じ東京、ましてやITベンチャー系を選ぼうとする人はほとんどいませんでした。ですので、就活に対しての疑問を聞ける人が周りにほとんどいませんでした。

・ 本当にやりたいことってなんだ?
・ とりあえずリクナビ・マイナビに登録?他のアプローチの仕方は無いのか?
・ 本当に東京やベンチャーに行きたいのか?親も言ってるし地元の方が良いんじゃ無いか?

などなど、わからないことだらけで、さらにはOB・OGを調べても自分が行きたいと思えた業界には存在しなかったため、無限に生まれる疑問は全部宙ぶらりん状態。お陰でくすぶってしまい、なんだかんだで就活解禁2016年3月を完璧では無い状態で迎えてしまいました。

事前に準備しておいたほうが良い3つのこと

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前文の僕のように余裕が無い就活にしないためにも、以下3つのことだけはしっかりしておいたほうがいいと思いました。解禁までに既に済ましておけば、これに時間を割く必要がありませんので行動できる幅が拡がります。ちなみに僕はできていなかったのでこれを就活中に考えていました。

(1)自己研究

(2)企業選びの軸を作る

(3)業界や企業を知る

では追って1つずつ説明していきたいと思います。

(1) 自己研究

自己研究とは「自分がどういった人間なのか、何が向いているのか」を知り、説明できるようにすることです。「そんなことしなくても自分のことくらいわかるよメンドくせーなー」と僕も思ってナメていた項目No. 1です。確かに改めて自分について考える必要があるのかと甚だ疑問に感じますが、恐らくこれが就活をする上でロジックを深める重要な種なんじゃないかと今になっては感じます。それに自分の長所について考える機会ってなかなか無いと思いますし、案外土壇場で言えなかったりします。

例えば、自分(商材)を企業(お客さん)にPRするために深く知っておくに越したことは無い、と考えればわかりやすいと思います。

(2) 企業選びの軸を作る

企業選びの軸を作るとは、「やりたいこと」「ビジョン」「価値観の相性」など何を基準に企業を選んでいくか、その優先度を明確にすることです。僕の場合、最終的には「企業選びはバンドを組むことと似ている」という考えに至りました。それこそ価値観とビジョン(向かう方向)が合うかどうかです。例えば、同じROCK系が好き(価値観)な人たちがバンドを組みました。しかし、1人は路上ライブで満足な人、もう1人は武道館を目指している人というギャップが起こると、よく耳にする「方向性(ビジョン)の違いで・・・」のような解散(ミスマッチ)が起きてしまうと思うからです。

でも、あまり気を重くしないでください。僕も当時はそこらへんが全然ぼんやりしていましたし、明確にできていたらすごい信念であるし尊敬します。就活中も動いて様々な人と関わってくると自然と考えが変わってきたりするので安心してください。

(3) 業界や企業を知る

業界を調べるということはまだ業界が絞りきれていない人の照準を合わせることや選択肢を増やすことを指します。普段からニュースや新聞、四季報などに触れる機会を増やしていくことが大事です。そして気になった企業の箇所に付箋を貼っていくことが望ましいです。でも僕や就活仲間みたいな「新聞も取っていないし、四季報も分厚くて読む気にならない」ような方って結構いるんじゃ無いかなぁと感じました。そんな方にお勧めする方法がありまして、僕は以下の参考記事のような方法で業界研究を行っていました。

【参考記事】新聞を読まない圧倒的に効率の良い企業研究のやり方
https://es-labo.com/stock/04-applicationreason/howtostudycompany-db/

そしてある程度業界が絞れてくると企業を探しますよね。企業を探したり、調べたり、エントリーする媒体と言ったら「リクナビ」「マイナビ」「キャリタス就活」などが主に挙げられると思います。確かに、どれも素晴らしいサービスでそれで事足りる方が大半かもしれません。しかし、今ではそれ以外にも優秀なサービス・媒体が実は多く存在しています。「周りはリクナビやマイナビしか使っていないし・・・」と不安がらずに、あくまでも手段の一つと捉えれば多いに越したことはありませんし、状況によって使い分けることで就活の幅は拡がります。そのサービスにしか無い選考ルートや、情報、チャンスなどの恩恵があったりします。現にそれらのサービスを利用して社員の方々とお酒を飲みながら説明会だけでは聞けなかった話を聞いたり、選考プロセスを短縮したりすることができました。

次回は<就活実践編>として実際に僕が使ったサービス・媒体や、3月の就活解禁以降の動きをご紹介します。

■writer's profile

Shunsuke Urabe

Shunsuke Urabe

浦辺 隼介

UNDERBARの立ち上げ当初から支えてきた初期コンシェルジュの1人。岩手の短期大学から東北公益文科大学に編入学し、平尾ゼミに所属し現在に至る。自称”好奇心の塊”を謳っており、新しいものや楽しそうなことにすぐ飛びつく習性がある。座右の銘は”死ぬ以外はかすり傷”。

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