【イベントレポート】子ども向けプログラミング体験教室

child-prog1

こんにちは、UNDERBARの中村です。8月6日にUNDERBARで子ども向けプログラミング体験教室が開催されました。当日の様子と共に、「子供がプログラミングを学ぶ意味って?」「子供でもプログラミングができるの?」といったポイントについてレポートいたします。

講師はニゴロデザイン高橋 剛さん

child-prog

今回のプログラミング体験教室は、酒田市でゲーム開発やホームページ制作を請け負っている株式会社ニゴロデザイン代表の高橋 剛さんが開催してくださいました。高橋さんは自社で定期的に子供向けプログラミング体験教室を開催されており、今回はアンダーバーで出張教室を開いてくださったというのが開催の経緯です。

そもそもプログラミングってなんだ?

child-prog3

プログラミングとは人間がコンピュータに何かをさせたい時に、コンピュータへの「指示書」を書くことです。例えばゲームを作る時には「Aボタン」でジャンプ、「Bボタン」でダッシュ・・などといった決まり事を一つずつ決めていき、それをコンピュータに伝えていきます。この「指示書」は「プログラミング言語」と呼ばれるコンピュータへの命令用の言語を使って書くことができます。プログラミング言語はたくさんの種類が存在し、それぞれに独自の文法や単語が存在します。私達が普段利用しているスマートフォンやパソコン、コンピュータゲームなどは誰かがプログラミングしたことで動作し、利用できるのです。

子供でもプログラミングができるの?

パソコンさえあれば誰でもプログラミングを学び、アプリケーションなどを作ることができます。勘の良い子供であれば、その楽しさから驚くスピードで吸収していくかもしれません。子供のうちからサービス開発をし、一財産築いてしまったという海外ニュースも耳に入ります。

しかし、いきなりプログラミング言語を学ぶことから始めても、プログラミングの面白さをを体感しづらいでしょう。そこで今回の子ども向けプログラミング体験教室では「Scratch」という子供が学習するために作られたサービスを利用しました。

「Scratch」は誰でも無償で利用でき、自由にインタラクティブストーリーやゲーム、アニメーションを作ることができます。さらに、できあがった作品はオンラインコミュニティで他の人と共有できます。大人でも十分に楽しめ、創造性を発揮できますので、是非試しに使ってみてください。

▼Scratchの利用はこちら
https://scratch.mit.edu/

【午前】レベル0:プログラミング体験

当日は小学1年生から中学生まで5名のお子様プラス中村(私)の参加となりました。全員が自己紹介をして早速スタート。
午前中のゴールは左右カーソルキーに合わせてネコを歩かせ、ニャーと鳴かせるところまで。高橋さんの説明を聞きながらそれぞれ「Scratch」画面を操作していきます。

今回初めての「Scratch」体験だった私も一緒にトライ。決して簡単ではありませんでした。ところどころ間違えながら「こうすればいいのか!」と発見しながらなんとか辿り着いたものが以下のもの。

緑色の「旗」をクリックしてスタート。「右」「左」キーで猫が移動します。

子供達も高橋さんや保護者のサポートを受けながら、ちゃんと仕組みを理解して、完成できたようです。

【午後】レベル1:当たり判定

午後は難易度を上げてゲームとして楽しめるものを作ります。今回私は上から降ってくる雷を避けながらランダムに現れるハートをゲットしていくゲームを作りました。私が作ったものが以下のもの。

緑色の「旗」をクリックするとゲームをスタート。「上」「左」「右」キーで主人公が動きます。落ちてくる「雷」を避けながら「♥」をゲットしてください。雷に当たるとゲームがストップします。「旗」をクリックして再スタートしてください

ここでいう「当たり判定」とは雷が主人公に衝突したかどうか(当たったかどうか)、またハートをゲットしたかどうか(当たったかどうか)を判定し、その判定結果で次のアクションが決まることを指しています。ここでは「雷が主人公に衝突したらゲームオーバー」「ハートをゲットしたら次のハートが現れる」というアクションを作りました。「子供向けプログラミング」などと侮っていると狙い通りにゲームが動いてくれません。私もゲーム作りに没頭したひと時でした。

子供達も「Scratch」画面に慣れてきて、楽しみながら、試行錯誤しながら進めていきました。

child-prog4

最後に、各自が作ったゲームをみんなに発表。基本的には全員が同じゲームを作ったのですが、それぞれ動きやデザインが異なったものができました。他人の作ったものを見るのは面白く、自分の作ったものを発表するのはドキドキです。子供達が楽しそうに、能動的にゲーム作りを進めている姿が印象的でした。

最後に・・子供がプログラミングを学ぶ意味ってなんだろう?

今回のイベントは「子ども向けプログラミング体験教室」でした。なぜ子供がプログラミング?と思われるかもしれません。その答えとして以下のTED動画で分かりやすく説明されていましたのでご覧ください(日本語字幕つき)。

上のTED動画では「テクノロジー」を使って何かを表現する楽しさが語られています。今回講師をしてくださった高橋さんも、子供の頃にプログラミングと出会ったことで「作る喜び」を知れたとのこと。

ゲーム、テレビ、スマートフォンなど子供達がマーケティングの対象となり、「消費者」側の立場で時間を過ごしている子供が多いでしょう。今回、子供たちが「作る」側の立場を体験できる機会を高橋さんは提供してくださいました。「作る」側の目線になってみることで世界を見る目が変わってくることは、我々大人も同様です。こうした機会は庄内ではとても貴重なものです。今後も定期的に「子ども向けプログラミング体験教室」を開催してくださるそうです。是非積極的に参加してみてくださいね。

▼今後の「子ども向けプログラミング体験教室」予定はこちらから
http://edu.web-shonai.com/

■writer's profile

Yuki Nakamura

Yuki Nakamura

中村 雄季

埼玉県出身。大学を卒業後都内大手デジタルマーケティングエージェンシーでWEBディレクターとして勤務。2013年、自然に寄り添ったライフスタイル・社会経済の構築を実践するため山形県庄内地方へ移住。現在農家として遊佐町で70aの砂丘畑の耕作、及びFUN MORE DESIGNとしてWEBサイト構築・編集・ライティング等に従事。  http://funmoredesign.com  Instagram

関連記事